嵐山の高級宿!翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都に宿泊

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宿泊記
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こんにちは!

旅行や資産運用に関するブログを運営しているタカリブ(@taka-liveです。


京都の嵐山、保津川のほとりにある「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」は、高級感あふれる贅沢なホテル。

今回、嵐山の美しい景色を楽しみながらの「人力車サービス」や茶寮八翠での「和のアフタヌーンティー・嵐山ディライト」など素晴らしい体験を堪能しました。

特別な日に訪れるのにぴったりなホテルで、非日常を味わいたい方には特におすすめ!この記事が京都旅行を考えている方の参考になれば幸いです。

ホテル情報
  • 客室      :39室
  • チェックイン  :15:00(通常)
  • チェックアウト :12:00(通常)
  • 駐車場     :¥2,200/泊(要予約)
  • 露天風呂付き客室:あり(17室)
  • 貸切温泉    :あり
  • クラブラウンジ :なし
  • アクセス:京福電鉄「嵐山」駅より徒歩約6分(人力車による無料片道送迎サービスあり)、京都駅よりタクシーで約35分(無料片道送迎サービスあり)
  • その他:嵐山ディライト(宿泊者限定・無料シャンパンサービス)
格付けサイトホテルランク(格付け)
楽天トラベルLUXURY SELECTION, 最高級
上位0.3%
Relux★★★
人生で一度は訪れてみたい宿
じゃらんじゃらん厳選
憧れの高級ホテル・高級旅館
Forbes Travel Guide
(2023)
★★★★☆
ミシュランガイド京都
(2021)
★★★★☆+
4レッドパビリオン
Readers’ Choice Awards
(2022)
Ranking #1
日本のトップホテル部門1位

2015年に日本初の「ラグジュアリーコレクション」として誕生した「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」

各旅行サイト・格付けサイトからは最上級の評価を受けており、米旅行誌コンデナスト・トラベラーが実施する読者投票(旅行業界で最も権威ある投票のひとつ)では、なんと「日本のトップホテル部門」で2018年から5年連続1位に選ばれています。

ラグジュアリーコレクションとは

「ラグジュアリーコレクション」とは、世界最高峰のホテル・リゾートを展開する「マリオット・インターナショナル」の最上位ブランドのひとつ。2022年には、日本に4つの施設があり、それぞれが洗練されたラグジュアリー空間を提供しています。


「HOTEL THE MITSUI KYOTO」と「イラフSUI」も滞在したことがあるので、それぞれの魅力を別の記事でまとめました。どちらもホスピタリティが高く、極上のステイを体験できました。ぜひチェックしてみてください!


嵐山のシンボル「渡月橋」近くの翠嵐


翠嵐は、嵐山のシンボル的存在「渡月橋」から徒歩わずか5分の場所にあります。事前に連絡しておけば、最寄り駅から無料で人力車での送迎サービスもありますが、今回はマイカーを利用しました。

通常のチェックイン時間は15時からですが、私たちは、翠嵐の敷地内にある「茶寮 八翠」での和のアフタヌーンティーを14時から予約(一休.comレストラン)していたので、少し早めに到着しました。

また、Marriott Bonvoyのゴールド会員以上だと、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、お部屋のアップグレードなどの特典を受けられることがあります。アメックスプレミアムカードを保有している私としては、特におすすめのホテル!

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・スイートルームへのアップグレード
・クラブラウンジへのアクセス
・無料の朝食

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    贅沢なホテルステイをより気軽に楽しむ方法

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    風光明媚なアプローチ


    翠嵐に到着すると、駐車場前には「翠嵐」という風格ある看板と門が現れます。この看板は、2015年の開業時に天龍寺管長の佐々木容道氏によって揮毫(きごう)されたもので、趣があります。また、門の向こう側には立派な松の木が周囲に生えており、迫力ある光景に圧倒されました。


    門に足を踏み入れ、最初に見えてきたのは、和の雰囲気が漂う茅葺屋根が特徴的な「茶寮 八翠」。

    ここは、宿泊者以外の方もカフェとして利用でき、「和のアフタヌーンティー」を楽しめます。また、宿泊者限定の嵐山ディライト(シャンパンのフリーフロー)の会場でもあり、特別な時間を過ごすことができます。

    翠嵐のアプローチは石畳や沿道の苔・松があしらわれており、非日常感を存分に感じさせてくれます。また、少し脇道に進むと、翠嵐の前を流れるエメラルドグリーンの保津川ビュー。紅葉や落ち葉の季節は、また全く異なる景観を楽しめるでしょう。

    素敵なアプローチを抜け、本館前に到着。ふと瓦に目をやると、3種類のロゴマークがあることに気がつきました。後述しますが、今回宿泊した客室の前には、中央のロゴマークがありました。

    最上階へアップグレード!

    前述しましたが、事前に予約した「茶寮 八翠」での和のアフタヌーンティーのため、14時前に到着しました。京都らしい雰囲気漂うフロント横スペースでスムーズにチェックインを済ませ、荷物はお部屋へ運んでいただきました。写真は夜に撮影したものです。

    シンプルでありながら、京都らしい雰囲気を感じさせる素敵なしつらえ。「ウェルカムドリンク」には、旨味のしっかりしたお茶が振る舞われました。

    また、今回は最上階にある「月の音(つきのね)」に客室をアップグレードしていただきました。眺望が良くなり、ベッドもキングサイズになっただけでなく、特別な処置によって高品質な空気環境が提供される「Pure wellness room with airweave(ピュア ウェルネス ルームウィズ エアウィーヴ)」というお部屋。

    最新のエアウィーヴのベッドマットレスも採用されており、「極上の睡眠体験」も楽しみです。

    客室名お部屋のタイプ
    翠月(すいげつ)モデレートツイン
    月の音(つきのね)スーペリアツイン・キング
    Pure wellness room with airweaveツイン・キング
    柚葉(ゆずのは)デラックスツイン・キング
    京月琴(きょうつきこと)プレミアム和室
    白菫(しろすみれ)プレミアムキング
    暁露(あかときつゆ)エグゼクティブスイート
    渡月(とげつ)エグゼクティブスイート
    玉兎(ぎょくと)ガーデンテラススイート
    翠嵐(すいらん)プレジデンシャルコーナースイート

    和のアフタヌーンティーを「茶寮 八翠」にて

    先ほど通り過ぎた「茶寮 八翠」に戻ってきました。こちらは「八軒賞」という築100年以上の歴史的建造物を、当時の面影を残しつつリノベーションしたそうです。

    保津川と嵐山を眺めながらの「和のアフタヌーンティー」の様子は、以下の記事で詳しく紹介しています。私自身も素敵な時間を過ごすことができました!


    和のアフタヌーンティー
    会場茶寮 八翠
    営業時間11:00~17:00(4部制)
    利用時間1時間30分
    コース内容コース+紅茶・日本茶の60分フリーフロー+お抹茶
    料金¥5,500~7,500(一休.comレストラン
    ドレスコードスマートカジュアル


    アフタヌーンティーを終えて本館に戻ると、スタッフさんに宴会場「茜」へ案内していただきました。宿泊後に知ったことですが、翠嵐では結婚披露宴もできるそうです。色鮮やかな金屏風は、近代京都画壇の三大巨匠の一人、幸野楳嶺(こうのばいれい)のもの。

    少し待っていると、スタッフさんが戻ってきてお部屋まで案内してくれました。手入れの行き届いた中庭を通り、ロビーのある本館から今回宿泊する客室「月の音」がある棟へ。客室前には瓦と同じ模様が刻まれていました。

    嵐山を望むバルコニー付き「月の音」

    翠嵐の3階(最上階)から嵐山の山並みを望むことができる、バルコニー付き客室「月の音(つきのね)」

    「月」がテーマのお部屋となっており、月をモチーフにしたブラケット照明、水面に映り込む月をイメージしたカーペットなど、優美な内装が印象的です。

    このお部屋はPure wellness room with airweave(ピュア ウェルネス ルームウィズ エアウィーヴ)であるため高品質な空気環境。デスクの上には、Pure wellness room認定書・清掃基準の説明書・マスク・アルコールスプレーが置いてありました。

    高級感ある黒い箪笥の上には、茶器・ 書籍(ラグジュアリーコレクションのガイド本)・ミネラルウォーター・ネスプレッソマシン(コーヒーメーカー)が置いてありました。ミネラルウォーターは、京都伏見の酒造メーカー「月桂冠」が酒作り用の仕込み水として使っている名水!

    箪笥の中には、竹林と紅葉柄の浴衣(室内着)や、有料ドリンクがたっぷり入った冷蔵庫、グラス類などがありました。

    冷蔵庫内には少しスペースがあったので、ベッドサイドに置いてあったミネラルウォーターを入れました。写真は入れる前の状態です。

    お部屋のコーナーには「鉄器の香炉」、ベッド上には「西陣織のクッション」があったりと、ひとつひとつが京都の伝統工芸品で贅沢なしつらえ。(シワひとつないベッドでしたが、撮影前にシワをつける痛恨のミスをしてしまいました)


    洗面台には、翠嵐の前を流れる保津川をイメージした翡翠色と藍色による絶妙なグラデーションの信楽焼洗面ボウル。パウダールーム・シャワールーム・バスタブがまとまったこのエリアは、ベッド側とひと続きになっており不思議な設計でした。

    引き戸を使って目隠しすると閉鎖空間にできるので、プライバシーが気になる方でも安心して利用できます。

    ガラス張りのシャワールームの前には、翠嵐のロゴ入りバスローブ。もうひとつのバスローブは、部屋に入ってすぐのクローゼット内にありました。(客室用のふかふかスリッパもクローゼットに)

    シャワールームとパウダールームに置いてあるアメニティ類は、スウェーデン発のラグジュアリーフレグランスブランド「バイレード(BYREDO)」のラグジュアリーコレクションオリジナル品。

    そのほかに、保津川の流れを描いたアメニティボックス、紅葉柄の手鏡といった京都らしいアイテム揃いでした。

    京都の職人が手作りした「翠嵐オリジナルの石けん」は記念に持ち帰りました。柚子発祥の地である水尾の柚子と、京都産ひのきの天然精油で調香した気品ある優しい香り。フロント横でも販売されており、4個入りで2,700円。

    ヘアドライヤーは独自技術を搭載した「髪の美容機器」ともいわれる「レプロナイザー4D」。こんなに高価なドライヤーの存在さえ知りませんでしたが、それを試せるのも翠嵐の魅力のひとつ。(使用感は、妻曰くサラサラになったとのこと)


    「月の音」のように温泉露天風呂がない客室では、棗(なつめ)にバスソルトを用意してくれています。
    (香り:春は桜、夏は蓮、秋はひのき、冬は柚子)

    最後はバルコニーからの眺望について。広々としたバルコニーからは、瓦屋根の本館と嵐山の山並みを望むことができます。サイドテーブルもあるので、バルコニーのチェアでコーヒーを飲みながら景色を堪能しました。

    人力車で「嵯峨野竹林の旅」

    翠嵐は、事前に連絡しておくと最寄駅から片道無料で人力車の送迎サービスがあります。

    「じゃあ、車で行った場合は乗れないのか…」

    そう思っていましたが、チェックイン時にマイカー利用の場合は1区間(12分程度)の人力車サービスを受けることができると教えていただきました。


    スタッフさんに予約をお願いし、アフタヌーンティー後に人力車に乗ることに!

    あとで俥夫さん(人力車を引く方)が教えてくれたことですが、嵐山ではキャンセル待ちがでるほど人力車は人気で、個人手配の場合は早い段階での予約が必須だそう。嵐山周辺(嵯峨野)は観光地が山ほどあるので、30分貸切コース(2名の場合、差額5,000円が必要)に変更。「嵯峨野竹林の旅」では以下のような観光名所周辺を通っていただきました。

    嵯峨野竹林の旅のコース

    翠嵐 → 渡月橋 → 嵐電 嵐山駅 → 天龍寺 → 竹の小径 → 野宮神社 → 竹林の散策路 → 嵐電 嵐山駅 → エビス屋総本店 → 宝厳院 → 翠嵐

    コース紹介
    引用:えびす屋


    道中は撮影スポットだらけ。俥夫さんの歩くスピードが適度なので、人力車に乗ったままでも手ブレせずに写真が撮れます。


    立ち入り禁止区域も、所有区域であるため特別に入ることができます。

    また、人力車専用撮影スポットでは、手持ちのカメラとiPhoneで写真を撮っていただきました。

    私の持っている少し古い機種のiPhoneでこんな素敵な写真を撮れることを初めて知りました(笑)


    初の人力車でしたが、よかったポイントは以下。

    • 少し高い目線でしっかり景観を楽しめる!
    • 観光客が多くてもゆったり過ごせる!
    • 揺れが少なく、乗り心地がいい!
    • 観光名所、京都情報を楽しく知れる!
    • 俥夫さんとの会話が楽しい!
    • 俥夫さんの撮影技術が高い!


    今までは「人力車って値段が高そう。自分で歩けばいいじゃん。」と思っていましたが、実際に乗ってみて価値観が完全に変わりました。

    旅先の魅力を深く楽しく知ることができて一生の思い出にもなる、安いわけではないですがパフォーマンスが高過ぎるのでおすすめです!


    夕暮れに無料の「嵐山ディライト」へ

    人力車を堪能した後は、お待ちかねの嵐山ディライト(シャンパンディライト)のため「茶寮 八翠」へ。

    嵐山ディライトとは宿泊者限定のシャンパンのフリーフロー(無料で飲み放題)のサービス。

    この日は18時ごろに向かい、偶然テラスの一番奥の席が空いたのでベストポジションへ案内していただきました。保津川と嵐山、奥には渡月橋が見える贅沢すぎる景観。

    嵐山ディライト
    会場茶寮 八翠
    営業時間17:00~19:00
    (最新情報は公式サイトへ)
    料金無料(宿泊者限定サービス)
    ドリンクシャンパン、ワイン、にごり酒、ソフトドリンク

    この日のおつまみは、オリーブのピクルス、八翠のおまめさん(北海道産黒豆のざらめまぶし)、八翠のおかき(柚子とビネガー風味)の3種類。

    ディナーも控えているので、適度なボリュームかつお酒がすすむ美味しさでした(写真は2人分)


    ドリンクはシャンパンをオーダー!

    うろ覚えですが、銘柄は英国王室御用達シャンパーニュ「ジョセフ・ペリエ」。高級シャンパンを好きなだけ飲めるなんて至福。

    シャンパンが空くとすぐにスタッフさんがおかわりをくれます。僕は終始シャンパンを飲んでいましたが、妻は途中からベリー風味のノンアルコールシャンパンに変更。

    刻々と色合いが変わっていく夕景と保津川を眺めながら至福の時間を過ごすことができました。


    ココのシャンパンディライトもおすすめ!

    クラブラウンジがない代わりに、宿泊者全員にシャンパンサービスがあるのは本当に嬉しいです。大型のリゾートホテルもいいですが、客室数が少なめのスモールラグジュアリーリゾートならではの魅力のひとつ!

    翠嵐では嵐山・保津川ビューでしたが、同じくラグジュアリーコレクションのイラフSUI(宮古島)ではインフィニティプール・伊良部ブルーを眺めながらシャンパンディライトを楽しむことができ、コチラもおすすめです。


    「京 翠嵐」でのディナーを19時から予約していたので、少し早めに「茶寮 八翠」をあとに。すでに日は落ちており、翠嵐の入り口にある看板や門がライトアップされていました。

    秋の虫の鳴き声が嵐山に響き渡り、優雅な風情を感じさせます。

    和×フレンチの会席を「京 翠嵐」にて

    翠嵐の本館にあるメインダイニング「京 翠嵐」へやってきました。今回は朝夕食付きのパッケージプラン(ディナーは紫翠)で予約したため、朝食もこちらを利用。

    「京 翠嵐」は、川崎造船の創業者・川崎政蔵氏が100年以上前に建築した別荘をリノベーションしたもので、和の伝統とモダンが融合するレストラン。

    メインダイニング
    会場レストラン「京 翠嵐」
    営業時間朝 食:4部制 (7:00、8:00、9:00、10:00)
    ランチ:11:30~14:30
    ディナー:17:30~21:00
    (最新情報は公式サイトへ)
    コース内容ディナー
    紫翠:¥16,000
    錦繍:¥26,565
    (最新情報は公式サイトへ)
    個室「松月」
    貸切ご利用料金(2時間)
    昼 ¥22,000、夜 ¥33,000


    日本庭園を間近に望むことができる窓際席に案内していただきました。お料理は、懐石料理の技法にフレンチの技法・美意識を融合させた会席スタイルとのことで楽しみです!

    先ほど好きなだけシャンパンを飲んだので、ドリンクはクラフトビール 京都麦酒 / 京都府 伏見とブラッドオレンジジュース。

    コースの内容は以下。
    (素材しか書かれていません!)

    紫翠(しすい)

    無花果、最中、鴨肝
    雲丹、栗、菊花
    鱧の真蒸
    本日のお造り
    海老×海老
    いくら、サーモン、玄米
    酒、洋梨、キャビア
    和牛、茸、湯葉
    鯖、龍の瞳、留腕、漬物
    果実
    甘味


    無花果、最中、鴨肝
    生とドライの無花果(いちじく)、鴨肝(フォアグラ)が最中に挟まれていました。無花果の甘味と鴨肝の塩味がそれぞれの良さをさらに高めている一品。

    雲丹、栗、菊花
    エスプーマ(泡状のソース)があることで、ただでさえ滑らかな雲丹の舌触りが極上のものに。

    鱧の真蒸
    鶴が印象的な高級感ある器に、鱧をすりつぶした練り物の真蒸(しんじょ)が入ったお吸い物。

    本日のお造り
    皮を炙った梭子魚(かます)のお造り。穂紫蘇やソースと和風に食べても、オリーブオイルと洋風に食べても美味。

    海老×海老
    メニューをみて一番気になったのが「海老×海老」。内容は「オマール海老のビスク」、あられを衣にしたカラフルな「車海老のフライ」、「桜エビのパイ」と3種の海老づくし!

    いくら、サーモン、玄米
    おしゃれな親子丼。酸味の少ない卵系のソースがよく合います。

    酒、洋梨、キャビア
    お口直しのグラニテ。シャーベット状のシャリシャリ感と米菓子のパリパリ感が絶妙。


    和牛、茸、湯葉
    滑らかな舌触り・甘みのある脂が特徴的な松阪(まつさか)牛。湯葉入りのソースを絡めて食べたら絶品。

    鯖、龍の瞳、留腕、漬物
    米粒のサイズがコシヒカリの約1.5倍の「龍の瞳」を使った鯖寿司、お味噌汁、ほうじ茶。お肉のあとにサッパリした和食は嬉しいです。

    果実、甘味
    メロン、胡麻が入ったオカラのような食感のデザートと緑茶


    料理の味・見た目、器の美しさ、どれをとっても終始大満足のコース料理でした。

    プライベートスパ「嵐山温泉」へ

    宿泊者限定の貸し切り温泉露天風呂(嵐山温泉)、プライベートスパ「洛(らく)」と「庵(あん)」。

    専用の日本庭園「竹音の庭」をながめながら、温泉を楽しむことができます。

    「洛」にはヒノキ框(かまち)の露天風呂、「庵」には岩風呂が設えてあり、ロゴマーク入りの「のれん」が入り口にありました。

    プライベートスパ「洛」「庵」
    場所翠嵐 3F
    利用時間6:00~11:00(最終受付)
    15:00~23:00(最終受付)
    料金1回1組45分3,500円
    (+入湯税 1人150円)
    ※完全予約制
    嵐山温泉2004 年に開湯され、アルカリ性で滑らかな泉質が特徴。


    どちらも人気で完全予約制のため、早めの予約がおすすめです。

    夕方に予約電話をしたところ、23時からだと「庵」に空きがあるとのことでした。
    (利用時間5分前にスタッフさんが客室へ迎えに来てくれます)

    「予約時間まで結構余裕がある」、「利用時間は45分」ということで一足先に客室「月の音」でひと風呂浴びてからのんびり過ごしていました。

    時間になるとスタッフさんがお迎えに来て、鼻緒のついたスリッパを渡してくれました。

    客室〜プライベートスパ間は室内着(浴衣)といただいた履き心地のいいスリッパで移動。

    プライベートスパには十分過ぎる量のタオルがあり、トイレ、シャワールームもありました。露天風呂は障子で隠されおり、粋な演出です。

    高級ドライヤー「レプロナイザー 4D」はここにも。

    脱衣場に入って感じたことですが水滴ひとつない清潔さ。露天に敷いてある「すのこ」は乾いており、清掃レベル・ホスピタリティの高さに驚きました。

    岩風呂は十分過ぎる広さがあり、秋の虫の鳴き声、日本庭園「竹音の庭」を眺めながらの温泉は至福。


    プライベートスパを堪能したことも相まって、客室のairweave(エアウィーヴ)ではぐっすり熟睡できました。

    日本庭園を望む朝食を「京 翠嵐」にて

    翌日は朝から雨天。濡れた石畳や苔は緑の濃さが増し、晴天時とはまた異なる美しさを見ることができました。雨どいを伝う水滴も趣があります。

    ディナー時も利用した「京 翠嵐」へ。朝食でも日本庭園を間近に望むことができる窓際席に案内していただきました。右側に見えるのが個室の「松月」。

    チェックイン時に「洋朝食」or「和朝食」をスタッフさんに聞かれ、悩んだ結果「和朝食」に。

    座席につくなり日本庭園の写真を撮っていると、スタッフさんが「よければカメラ置きにお使いください」と椅子をもってきてくれました。

    宿泊客の潜在的なニーズに応えるホスピタリティの高さには驚くばかり。和朝食も楽しみです!

    4種類のジュース(グリーンスムージー、トマト、キャロット、オレンジ)、6種類の前菜、フルーツの盛り合わせ。朝から元気のでるラインナップ!

    続いて、「茶寮 八翠」の人気メニュー「一番出汁のビーストロガノフ」の小皿版と「海老のビスク」。

    カツオの風味で和風テイストとなったビーストロガノフは絶品でした。

    和朝食の場合は「おかゆ」または「ご飯」を選ぶことができ、僕はおかゆにしました。

    どれも京都らしい優しい味付けで大満足の朝食!

    雨の嵐山散歩

    朝食後はエントランスにおいてある「The Luxury Collection」のロゴ入り傘を借り、嵐山周辺をお散歩。

    翠嵐のすぐ近くにある天竜寺へ行き、歴史の教科書でみた八方睨みの龍(雲龍図)を拝観。

    本当にどの位置から天井を見上げても龍と目が合うようになっており、圧巻の大迫力でした!(※撮影不可)

    天龍寺では御朱印もいただきました。「ふふ奈良」宿泊時に購入した御朱印帳が2度目の活躍。
    (「ふふ奈良」についてはこちらへ!)

    チェックアウトが12時のため、散歩から戻ってきても時間に余裕が。コーヒーを飲みながらお部屋のテラスで雨の嵐山を眺めていました。


    出発時にホテルのロビー・フロントが混雑することがありますが、翠嵐ではそんなことは起こりません。

    「エキスプレスチェックアウト」というシステムを採用しており、チェックイン時にクレジットカードを登録することで、チェックアウトはルームキーを返すのみになります!

    おわりに

    嵐山という風光明媚な歴史ある地で、唯一無二の体験・最上級のホスピタリティを堪能できるのが「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」


    この記事が「特別な旅行・非日常を体験したい方」や「京都旅行を考えている方」にとって、少しでも参考になれば幸いです。


    そのほかのおすすめホテル・旅館の情報は以下

    日本のラグジュアリーホテル

    その他関西のホテル・旅館

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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