こんにちは!
旅行や資産運用に関するブログを運営しているタカリブ(@taka-live)です。
先日、下記の花組公演(感想はこちら)を観劇にいったとき、2020年にリニューアルした「宝塚ホテル」に夫婦で宿泊しました。
●「元禄バロックロック」
●「The Fascination!」
この記事では「宝塚ホテル」に宿泊した感想・魅力をまとめています。
「宝塚大劇場」に抜群のアクセスで「宝塚歌劇」の世界観を楽しめるホテルなので、日帰りできる距離にお住まいの方でも宿泊する価値あり!
- 客室 :200室
- チェックイン :14:00
- チェックアウト :11:00
- 駐車場 :1,000円
- アクセス:阪急「宝塚駅」より徒歩4分、JR「宝塚駅」より徒歩7分
- その他:「TAKARAZUKA SKY STAGE」「TAKARAZUKA ON DEMAND」が全客室無料視聴可能
楽天トラベルで5段階評価中4.54 (2022年10月時点)と高評価。
実際に宿泊した感想としては「夢のつづき」というコンセプトを体現しているという印象。
記事内では客室だけでなく、展示コーナーやレストラン(ディナー、朝食)についても紹介しているので、宿泊を考えている方の参考になれば幸いです。
チェックイン

今回は車で宝塚へ。移転前の旧宝塚ホテルに比べるとかなり広々した地下駐車場で、ゆったり駐車できました。
「宝塚ホテル」のエンブレムに描かれているロゴマークは、ホテルの象徴でもある「切妻屋根に施された植物モチーフのレリーフ」を描いているのだそう。

地下駐車場からエレベーターで1階に上がると、各組トップスターのパネルがお出迎え。並びは左から組の創設順(花・月・雪・星・宙)になっています。
トップスター・トップ娘役が退団するたびにパネルが変わるため、来るたびにしっかり目に焼き付けて(写真にも撮って)おきたいですね。

このあと観劇する「花組公演」が15時開演だったので、14時にチェックイン。
荷物を客室に置き、身軽に大劇場に行けるのでオススメです。

次回宿泊時に利用できる「ご朝食券」もチェックイン時にいただきました。
2021年度「JCSI(日本版顧客満足度指数):出典」において「宝塚歌劇団」は年間総合1位に輝いております。
「顧客満足度の高さ」「リピート率の高さ」が有名な宝塚歌劇を楽しむ中で、ホテル利用もリピートでお得になるのは嬉しいサービス。
「宝塚ホテル」の1階

「宝塚ホテル」の1階にある下記について紹介していきます。
- 大階段
- アフタヌーンティーもできるラウンジ
- お土産やケーキを買えるショップ
ロビーの大階段

ロビーには宝塚ホテルのシンボル「真っ赤な大階段」があります。クリスマスシーズンだったため、横にはクリスマスツリーもありました。
大理石のフロアには、すみれや薔薇、椿などをモチーフにした模様が入っており、旧ホテルからクラシカルな雰囲気を継承しつつも華やかな仕上げになっていました。
特別展示品


ロビーには、2019年に亡くなった宝塚歌劇団出身の大女優「八千草薫」さんの肖像画複製パネルが展示してありました。
除幕式には雪組トップスター彩風咲奈さん、トップ娘役朝月希和さんが出席され、2022年1月31日まで展示されるようです。
「ラウンジ ルネサンス」


ヨーロッパスタイルの落ち着いた風格が漂う「ラウンジ ルネサンス」では、彩り豊かなスイーツにお飲物が付いた「アフターヌーンティー」をいただくことができます。
かなり先まで予約が埋まっている人気具合で、今回は利用できず…
宝塚ホテルでのヌン活は次回以降に持ちこしです。
夜には「宝塚歌劇の組色をイメージしたカクテル5種」などアルコールもいただけます。
アフタヌーンティー | |
---|---|
会場 | ラウンジ ルネサンス |
営業時間 | 10:00~/14:30~ |
料金 | ¥3,500 (一休.comレストラン) |
ドレスコード | なし |
ショップ「アルモニー」

同じく1階にあるショップ「アルモニー」にきました。ここでは、お土産物やケーキが販売してあります。

観劇後にショートケーキを購入し、客室で美味しくいただきました。
1階にはこのほかに大宴会場があり、「宝塚歌劇団OGのディナーショーやトークショー」などのイベントが行われているようです。
「宝塚ホテル」の2階

綺麗に収まっている「緞帳(舞台で使う幕)」とゴージャスな「シャンデリア」の迫力がすごいです。こちらの「緞帳」は昭和51年から昭和56年まで「宝塚大劇場」で使用されていたもの。
宝塚ホテルの2階には、舞台衣装や小道具などの「展示コーナー」やレストラン(ビュッフェ、和食、鉄板焼き)がありました。
展示ギャラリー

今回展示してあったのは、舞台を彩る「武器」。
近くで見ても精巧に作られており、「宝塚歌劇団」のコダワリを強く感じました。

明日海りおさんが花組トップスター時代の超人気公演、「ポーの一族」の使われたピストル。「魂は細部に宿る」と言いますが、その言葉を見事に体現しており、作品に対するリスペクトが感じられます。

衣装展示は「天は赤い河のほとり」より、宙組トップスター真風涼帆さん演じる「ムルシリ」と2番手スター芹香斗亜さん演じる「ラムセス」の衣装が展示されていました。
この衣装に負けない「ビジュアル」と着こなせる「スタイル」は冷静に考えてもスゴすぎます。
レストラン
「宝塚ホテル」の2階には3つのレストランがありますが、予約してなかったのでどれも満席でした。
念の為、フロントで確認してみたら「アンサンブル」に空きがでたとのことで、そちらを利用できることに。ディナーの感想は「客室紹介」のあとにまとめています。
客室
今回は3階にある「ダブル」のお部屋。
カードキーで操作するエレベーター内には「旧宝塚ホテル」に関する情報。リニューアルはしていますが、歴史あるホテルであることを改めて実感しました。
ちなみにですが、宝塚歌劇の世界により浸ることができる「レビュールーム」なるお部屋もありました。
宝塚ホテルの客室情報を以下にまとめています。
客室名 | お部屋の広さ・タイプ |
---|---|
スタンダードシングル | 17.1m2 |
モデレートシングル | 18.2m2 |
ダブル | 21.2m2 |
スタンダードツイン | 21.1m2 |
モデレートツイン | 24.4m2 |
スーペリアツイン | 28.6m2 |
バリアフリー | 32.0m2 , 段差なし |
デラックスツイン | 34.3m2 |
レビュールーム | 34.3m2 , 5つの追加特典あり |
デラックスコーナーツイン | 37.4m2 |
エグゼクティブツイン | 43.9m2 |
スイート | 55.0m2 , バスルーム特別仕様 |
1番人気の「レビュールーム」には以下のような追加特典があるようです。
- 大劇場で公演中の組カラーをイメージした「ベッドスロー」と「クッション」
- 公演で実際に使用された舞台小道具などを展示している「展示ケース」
- 宝塚歌劇に関する書籍の「ライブラリーコーナー」
- 女優ミラー付きの鏡台+シャンデリア
- 宝塚大劇場ビュー

今回宿泊した客室は「レビュールーム」ではありませんが、角部屋(コーナー)でした。
客室にはドレッサーがあり、「宝塚スカイステージ」「タカラヅカ・オン・デマンド」は見放題。

武庫川河川敷が見渡せる「リバービュー」。阪急電車が走る様子も見えました。

夜は水面に灯りが反射するリフレクションが綺麗。
逆向きには「宝塚大劇場」があり、宿泊プランの中には「大劇場側お約束」も。客室から大劇場が見えるのも素敵ですね。
大型の壁掛けテレビは向きを変えれて便利。
「旧宝塚ホテル」のときと比べて、テレビがかなり大きくなっていて嬉しいです。

全客室で「宝塚スカイステージ」「タカラヅカ・オン・デマンド」を無料で見放題なのも「宝塚ホテル」ならではの魅力。
宝塚ホテル限定コンテンツもあり、この日は「千秋楽退団挨拶集」と「タカスペ2019」を見ました。

テレビ周辺の備品はこんな感じ。
加湿・空気清浄機は完備で、同フロアには自動販売機もありました。

飲み物は、客室ではなくフロントで自由にいただける形式。
テレビの下はカトラリー類、ケトル、冷蔵庫がありました。冷蔵庫の中は空だったので、ショップで購入したケーキを冷やしてました。

入り口近くのクローゼットはおしゃれなデザインで使い勝手も良かったです。クローゼット内にはハンガーの他に、スリッパ、靴べら、ブラシなどが入っていました。

ドレッサーの引き出しの中には、ホテルインフォメーションや充電器以外に、「小物・指輪起き」がありました。ドレッサーがあることもそうですが、女性ユーザーが多いことに対する配慮がしっかりされており、ホスピタリティの高さを感じました。
ちなみにですが、ホテルや旅館で忘れ物をしても基本的に連絡はこないので要注意。(ホテルでのトラブル事例をこちらの記事にまとめています)

バスルームは、浴槽と洗面台、トイレが一緒になったユニットバス形式。
バスアメニティは「ローラアシュレイ」のもので良い香りでした。「ローラアシュレイ」については、こちらの記事でも紹介しているので見ていただけると嬉しいです。
シャワーヘッドは大きめで水圧もちょうど良かったです。ドライヤーはパナソニックの「ナノケア」。

アメニティは一通り揃っていましたが、化粧水・乳液などを使いたい方は別途持ってくる必要があります。
食事

夕食、朝食とも2階にあるビュッフェ&カフェレストラン「アンサンブル」を利用しました。当日はビュッフェはなく、コースのみ。
ディナー
ディナーには3種類のコースがあり、1番人気の3,500円のコースを頼みました。
・2,500円:カジュアルセット
・3,500円:肉&魚料理のWメイン
・4,800円:牛フィレ×オマール海老

僕は赤ワイン、妻は白ワインを注文。

・帆立ともち麦のタブレ
・バスク風ピぺラードとともに
前菜はおしゃれな3点セット

・ポタージュデュバリー(カリフラワーのスープ)

・鰆のオーブン焼き リゾーニ添え
・シャンピニョンデュクセルとクリームソース
米粒の形をしたパスタ(リゾーニ)が美味しかったです。撮り忘れましたが、おかわり自由のパンとの相性もよし!

・牛肉の石窯焼き シャリピアン風ソース

・タルトショコラ
食後のドリンクは「ミルクティー」。紅茶と一緒にでてきたミルクが程よい温度に温められており「ホスピタリティ」の高さを感じました。
妻の「宝塚友の会」のVISAカードで支払いをしたので、1人3,780円。この価格でこの内容はコストパフォーマンス高すぎ!
朝食

朝食も「アンサンブル」でいただきました。和朝食、洋朝食を選べましたが、夫婦揃って洋朝食を選択。(どちらも2,300円)
メインのオムレツがふわふわの半熟で美味しかったです。

おかわり自由のパンに飲みものはオレンジジュース。
朝から美味しいクロワッサンが食べれるのは幸せ!
宝塚ファンが「泊まるべき」理由

「宝塚ホテル」のチェックアウトは11時。「宝塚歌劇」の公演開始時刻も同じ時間。
この時間帯は午前公演を観劇する方は劇場内におり、午後公演を観劇するお客さんは少ない(まだ来ていない)ため、劇場の外は空いています。

テラス席も誰もいませんでした。(天気の影響もあるかもですが)

公演直前や幕間は激混みしている「キャトルレーヴ」もかなり空いてました。
つまり、「宝塚ホテル」をチェックアウトした後にゆったりと買い物できるんです!
おわりに

「宝塚大劇場」からアクセス抜群の場所で、「宝塚歌劇」の余韻に浸ったり、空いている時間に「キャトルレーヴ」に行けるというのは宝塚ファンにとって大きな魅力だと思います。
次回はチケットが取れ次第「アフタヌーンティー」を予約し、宝塚ホテルの「レビュールーム」に宿泊しようと思います。(チケットを取るのが一番難しいのですが…)
この記事が、「宝塚ホテル」への宿泊を考えている方の参考になれば幸いです。
そのほかのおすすめホテル・旅館の情報は以下
日本のラグジュアリーホテル
- HOTEL THE MITSUI KYOTO(京都府)
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都(京都府)
- ザ・リッツ・カールトン大阪(大阪府)
- ふふ奈良(奈良県)
- イラフSUI ラグジュアリーコレクション 沖縄宮古(沖縄県)
その他関西のホテル・旅館
- 松葉温泉 滝の湯 (大阪府)
- 和のオーベルジュ「柿本家」(奈良県)
- おごと温泉びわこ緑水亭(滋賀県)
- ホテル川久(和歌山県)
- ホテル三楽荘(和歌山県)
- 浜千鳥の湯 海舟(和歌山県)
- 南紀白浜マリオットホテル(和歌山県)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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