こんにちは!
旅行や資産運用に関するブログを運営しているタカリブ(@taka-live)です。
この記事では、副業を通して自由なライフスタイル(今でいうセミリタイア)を達成しているショップ店員さんのお話を書いています。
話は僕が学生時代のころ(7〜8年前)に遡ります。
大学院の卒業式を終え、友人の付き添いで駅ビルの服屋さんを訪れたときのこと。
スーツ姿のまま服を眺めていると、ショップ店員さん(以下、Aさん)から「卒業式帰りですか?」とお声がけがありました。
それを契機に、「今後どんな仕事をするのか」「どんな地域に引っ越すのか」といった世間話とも言える会話をAさんと交わすことに。
会話を進める中で、Aさんは副業もしていることを知りました。
「ショップ店員の給料だけじゃ、生活はできても自由は獲得できないからね!」とのこと。
副業の内容は、婚活パーティーの斡旋業(セッティング)。
具体的な業務としては、参加者の募集とパーティー会場(大型ホテル)の確保だそう。
この地域(地方の県庁所在地)には有名大手企業があり、平均年収越えの方(主に男性)がごろごろ。
しかし、出会いが少なく結婚のチャンスがない方も多いのだとか。
需要がある環境下にあり、参加者と企画者とがwin-winの関係になれる(地域の活性化につながる)と思ってこのビジネスをスタートしたとのこと。
(コロナで一時衰退したものの)今でこそ婚活パーティーは一般的になっていますが、当時はその地域で同様のサービスは少なく、Aさんの狙いは大当たり。
副業の方が収益は多く、ショップ店員という仕事は「好きだから」続けているそうです。
好きな仕事だけだと生活のための仕事(ライスワーク)になってしまいますが、副業で経済的自由を達成した上で好きな仕事を続けるというのは理想的ですね。
FIREやセミリタイア関連の書籍が日本で皆無だった当時、こういった考えを持っている方は珍しかったと思います。
当時はピンときていませんでしたが、FIREを目指して副業・倹約・資産運用をしている今ではよく理解できます。(FIREについてはこちらを参照)
Aさんは個人ではなく、協力会社とビジネスを進めたそう。
有名大学や企業の肩書、特別な資格を保有しているわけでないAさんは、「信用を得るためのツール」として10万円以上するMONTBLANC(モンブラン)の万年筆を購入したのだとか。
たしかに、営業さんが品のあるアイテムを身につけていたりすると好感度が上がりますよね。
綺麗に磨かれた革靴やサイズがぴったりのスーツ、素敵な腕時計などなど。
100万部以上売れたベストセラー「人は見た目が9割」という書籍もありますが、非言語コミュニケーションのツールとして「万年筆」を活用するのは理にかなっていそうです。
もっとも、商談成功に万年筆がどこまで関与したかは不明ですが…
しかし、ビジネスを成功させるために「細かいところまで準備を怠らない姿勢」があってこそAさんは副業で成功できたのだと思っています。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
本論とは関係ありませんが、オシャレに見えるファッションを理論的に学べる漫画「服を着るならこんなふうに」は個人的にオススメ。
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