こんにちは!
旅行や資産運用に関するブログを運営しているタカリブ(@taka-live)です。
- 持株会に入るか悩んでいる方
- 持株会に既に入っている方
会社員が従業員持株会に入ると、
- 給与・賞与からの天引きでお得に自社株を買える
- 配当金を貰えるので複利で資産が増えていく
- 株価上昇のために仕事のモチベーションが上がる
入社早々にこんな話を会社から聞かされて、持株会に入ってしまった方もいるのではないのでしょうか?
個人的には、持株会に入るのは反対です!
- ハイリスクでありながら、
- 資産の増加はあまり期待できず、
- 仕事のモチベーションも下がるから。
この記事では、サラリーマンが持株会に入ってはいけない理由を4つ説明しています。
それでは、よろしくお願いします!
ハイリスクな集中投資

「卵はひとつのカゴに盛るな」
この言葉は投資をやっている多くの方が知っている相場格言で、「リスクを取りすぎるな」ということを指しています。
卵をひとつのカゴに盛っていたらカゴを落としたときに全ての卵が割れる可能性がありますが、複数のカゴに分けて卵を盛っておけば無事な卵もありますよね。
これと同じで、投資の世界でも特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の銘柄にリスクを分散させた方がよいということです。
あなたがA社で働きながらA社の株も買うということは、労働力とお金の両方をA社に投資(つまり集中投資)していると言えます。
「既に分散投資はしている」という前提があったとしても、僕ならA社の株は買いません。
業績の良し悪しは”賞与”という形で反映されるので、それだけで個人的には十分だと思っています。
売買のタイミング

持株会というのは、基本的に好きなタイミングで売買することができません。
売る手続きをしてから実際に売られるまでに何日もかかる(タイムラグがある)ので、株価の上下なんて予想のしようがありません。
- 「買い」は給与・賞与からの天引き
- 「売り」もタイミングを選べない
株の利益には、配当金(インカムゲイン)、購入価格と売却価格の差額(キャピタルゲイン)の2つがあります。
タイミングよく売買できないので、インカムゲインとキャピタルゲインの良いとこ取りは難しいと思います。
そもそも「長期的に成長しそうな日本株を買う」ということが至難の技ですからね…
日本株の積み立て

会社の後輩に「持株会には入っているけど、つみたてNISAはやってない」という人がいました。
これには絶句です…
- 集中投資のリスクがあること
- 売買のタイミングがはかれないこと
これらに繋がりますが、初心者がまずやるべきはNISA口座(非課税口座)を使った積立投資!
そして、積立をするなら全世界、全米、S&P500のいづれかの指数に連動するインデックスファンドが良いと考えています。
「NISA?インデックス?」という方は、超基礎レベルから学べるので以下書籍がオススメ。(自社株よりずっとマシな積立先があることを学べます)
僕自身、インデックス投資を中心とした投資方針(詳細はこちら)をとっており、会社の制度でお得に買える状況だったとしても日本株の積立はしません
「自社の将来性を信じている!心中する気持ちだ!」くらいのスタンスであれば、持株会もありかもしれませんが…
日本株を買うなら、安定的に成長している高配当株を見つけ出し、割安になったと思えるタイミングで買うのが個人的にはオススメです。
分散投資をした上で余力があったとしても持株会には入らず、暴落時用の購入資金として蓄えておく選択を僕ならします。
仕事のモチベーション

最後の理由は隠れリスク「仕事のモチベーション」です。
”働かないおじさん”という言葉をここ数年で頻繁に耳にするようになりましたが、もしあなたが持株会に入っていたらと考えてください。
よりムカつきますよね!?

- 「俺、こんな会社に投資してんの?」
- 「そりゃ、株価も上がらねーわ」
こんな気持ちを抱えて仕事に取り組みたくはないもの…
持株会に入ることで余計なストレスを抱えるなんてバカらしいです。
おわりに

この記事では、従業員持株会に入っていけない4つの理由について紹介しました。
- 集中投資のリスクがある
- 好きなタイミングで売買できない
- もっとマシな積み立て先がある
- 余計なストレスが増える
投資先は安易に選ばないことが大事ですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ブログ村に参加しています。大変励みになりますので、よろしければ応援クリックお願いします♪
コメント